特別純米酒 花河童 久礼

「久礼」を見ると「清水サバ」の刺身が食べたくなる。(←食べたこと無いけどね!おまけに土佐清水と土佐久礼はめっちゃ離れているし!)でも久礼の大正町市場ってところで新鮮なサバが食べれるらしいのです!行ってみたい!食べてみたい!飲んでみたい!仕方が無いのでお酒だけでも頂くことにしましょう!まず飲んで一言!「キーッ辛口ーっ!」おもわず、裏のラベルを見た!日本酒度+12もある。おまけにアルコール度数が19度!!!「ザ・淡麗辛口」と叫んでしまった。が、ふたくち、みくちと味わっていると旨みの輪郭がくっきりと表れてくる。メロン果実のような深くて爽やかな旨みです。逆に芳醇と言っても過言では無い。でもやっぱりキーッとした辛さが旨さのハードルを飛び越えてキレキレな辛口酒としてゴールして行きます。「ザ・夏酒」です。

四万十川はカッパうようよ?

さて「花河童」(はなかっぱ)って何?って話。「火を見ながら晩酌をする河童」をイメージして作られたお酒のようですが、そもそも何故カッパ?土佐町久礼の地方に河童伝説でもあるのか調べてみました。すると高知県西部を流れる大河「四万十川」の上流にあたる打井川では、今でもカッパが住んでいると噂されるところがあるようです。そんな打井川が流れる高岡郡四万十町に奇想天外ミュージアム「海洋堂かっぱ館」なる面白そうな所があるようです。「海洋堂」と言えばもう世界的に有名なフィギアを作っているプロ集団の集まるところです。調べているうちにこんな良いところを発見してしまった。どうしよう。これは行かなくては!海洋堂ホビートレイン「かっぱうようよ号」に乗って、行かなくては!!*もちろん海洋堂ですからカッパだけではありません。普通のホビー系の館もあるので、子供からオタクまで楽しめます(←行ったこと無いけど…)

 

醸造元/有限会社 西岡酒造店
精米歩合/60%
使用米/松山三井100%
アルコール度数/19度
日本酒度/+12.0
酸度/ー

商品名/特別純米酒 花河童 久礼

◆野菜肴の三種盛り

さあ、昨日食べたばかりなのに忘れている。やっぱり写真は撮っておかないとね!昔はメモを取っていたのですが、酔っぱらってくるとそんなのどうでもよくなってくるのだから仕方が無い。写真から料理名を感じ取ってください。ありがとうございます。
でもって右端の紫色の白菜を…ん?紫色なら白菜じゃないじゃないの?紫菜?味付けはマヨネーズで和えてあります。美味しいです。真ん中は小松菜じゃないナッパのおひたし甘辛く炒めた鶏肉とベストマッチです。ナッパはシャキシャキして少し苦みもありますが、たまりません。大人で良かった。右は中華風な味付けでちょっととろみも付いています。八宝菜と言えば分かりやすいのかな?でも和風なテイストなので日本酒と合います。っていうか、この「久礼」は大概の料理と合う、力強いお酒です。

牡蠣の酒蒸と南

南 無濾過 純米中取り

醸造元/有限会社 南酒造場
精米歩合/60%
使用米/松山三井100%
日本酒度/+8.0
酸度/1.7
アルコール度数/16〜17度

商品名/南 無濾過 純米中取り

 

◆小松菜と厚揚げの煮浸し

もう粕汁じゃない

とにかく具だくさんである。ふつう粕汁って汁を飲んで体を温めるものでしょう?なのにほとんどが「具」なのである。おまけに一人前の量が多いので本当の「たくさん」になってしまいます。あと粕にもこだわるのである。なんたら酒造の大吟醸の粕を使ってみたり、甘酒を使ってみたり、とにかくこだわる。それがどれも美味しいからどうしようも無い。せめてもう少しボリュームを減らしてくださいな。

この時期だけの稀少な「安芸虎しぼりたて」

無濾過生酒なのにアルコール度数が16度と抑え気味なのですが、新酒ならではのフレッシュで活き活きしたお酒です。山田錦らしい香りを楽しみながらスッキリした味わいと無濾過ならではのコクと柔らかい旨みの余韻を楽しめます。これは肴なしでしばらく楽しもう。

醸造元/有限会社 有光酒造場
精米歩合/60%
使用米/酒造好適米山田錦100%
アルコール度数/16度
日本酒度/+2

商品名/安芸虎 しぼりたて 純米吟醸 無濾過生酒

ズッキーニのトマトチーズ焼きと酔鯨

◆ズッキーニのトマトチーズ焼き

サラダのように見えますが、しっかりとした温料理。ズッキーニを鉄板で焼いて、その上のトマトとチーズをバーナーで焦がすことで濃厚なイタリアン料理に仕上がっています。ただ素材が野菜なのでサッパリと頂けます。。立ち飲みでは見かけない手の込んだ料理です。

イタリアンを日本酒で頂く。

一見、ミスマッチですが、実は日本酒は白ワインに合う料理はたいてい合わせられるのです。どちらも醸造酒で、お米で造るのが日本酒で、ブドウで造るものがワインなのです。兄弟と言えなくもないわけです。そのことはまた別のページでお話させていただくとして…。

特別純米酒 酔鯨-すいげい- オレンジラベル?

食事に合わせるために造られたお酒と言っても過言ではないでしょう。お店で飲むお酒と言うより、家飲み用のふつう酒。今回は冷えたものを飲ませて頂いたが、ひやかぬる燗で飲んでも美味しいお酒です。←と酒造会社も言っておられます。香りは控えめ、酸味はかなりある。高知のお酒!って感じのしっかりしたキレがある辛口純米酒ですね。お米の表記が無いのですが、たぶん地元のお米「アキツホ」じゃないかなぁと思っています。違ったらごめんなさい。

酔鯨の特別純米酒のラベルがたくさんある疑問。

実は四国のお酒好きで酔鯨もその一つ。たまたま左下の鯨の絵のあるものを飲んだことがあり、今回オレンジラベルの同じ特別純米酒というのを飲ませていただきました。仕様がどのお酒もおなじなのでラベルの違いが何を表しているのか分からないままです。不思議。ご存じの方、ご一報お願いします。

製造者/酔鯨酒造 株式会社
精米歩合/55%
使用米/たぶんアキツホ
アルコール度数/15度

商品名/酔鯨 特別純米酒

 

土佐しらぎく ナチュール

「ナチュール」って何?

さすが南国土佐のお酒。濃厚で辛口。それでいて旨み・甘みも含み、喉ごしも「クゥー」って感じでしっかりと味わえます。さらさらした感じではなく、トローリとまろやかなのに酸味も感じてしまいます。むずかしいねー味の表現は…。すべてが絶妙に前に出てくるのである。さすがは南国の男酒かっ!!!と思いきや、ラベルがかわいいーっ♪ってどうなの?(ラベルデザイン:カエルカバン)チルチルミチルの青い鳥をイメージしてるんだって!!まぁ、飲んでる間は幸せではあるが…。つまり幸せは求めなくても居酒屋にある!って事ですね。

製造者/有限会社 仙頭酒造場
精米歩合/60%
使用米/アキツホ95%
アルコール度数/15〜16度

商品名/土佐しらぎく ナチュール 目覚め 特別純米 中取り 生原酒

アキツホは奈良だけじゃない。

この「土佐しらぎく ナチュール」ラベルには書いてないのですが、お米は「秋津穂-あきつほ」が使われています。てっきり「アキツホ」って奈良のお米と思っていたら高知でも作られているお米なのでびっくりしました。奈良の秋津穂と言えば「風の森」シュワシュワで甘みと酸味が融合調和したジュース、いやソーダ、いえお酒が有名です。