黒毛和牛とごぼうの土佐煮

絶品です。最初に鰹節の香りが鼻孔を優しくつつきます。肉のコッテリ感も、ゴボウの土っぽさも鰹節に包み込まれている感じ。すごくあっさり食べられます。極旨です。ごはんの上に乗せて食べたいぐらいです。ビールも合いますが、やはり日本酒を合わせましょう。

残草蓬莱 四六式 DRY辛口 槽場直詰 無濾過生原酒

商品名、長ーい!読み方もややこしい。(ざるそうほうらい よんろくしき)疑問だらけです。四六式って何?って話ですよね!まずはお味の感想を言っておきます。香りは無いのですが、すごいひねた(酸っぱい)感じのある酸味、個人的には苦手。それは酸が強くなる「白麹」を使っているからだそうです。でもドライと謳うだけあってノド越しキレキレです。アルコール度数も18度と強めです。ちょっと黒毛和牛とゴボウの土佐煮が勿体ない気がするので、他のあても頼んでおきます。

*それはそうと「四六式」って「麹」を使って醸造したものの事だそうです。なぜ「四六式」なのかわかりますか?ヒントは語呂合わせです。

製造元/大矢孝酒造 株式会社
精米歩合/60%
使用米/長野産美山錦100%
アルコール度数/18度

商品名/残草蓬莱 四六式 DRY辛口 槽場直詰 無濾過生原酒

◆ごまさば南蛮漬け

サバにごまがふりかけてあるわけでは無い。「ごまさば」という名のサバです。念のため。体の中央にごまを線上にちらしたような模様が走っていることから名付けられた。でもこの名は和歌山県での呼び名らしい。他の地域では「小紋サバ」「星サバ」「ホシグロ」などとも呼ばれている。マサバ(平鯖)に対して断面が丸いのでマルサバ(丸鯖)と呼ぶ地域が多いそうです。

残草蓬莱 四六式と合わせると「お見事」。ひねたような酸味が南蛮漬けの酢と相殺されお酒の旨み甘みが現れる。ああ、こんなにコクもあったんやぁ〜と残草蓬莱の裏の顔を覗かせる。残草蓬 莱四六式はひやかぬる燗くらいで飲むと味わい深くなるのかもしれない。やはりお酒と肴は一心同体少女隊である。