玉造にお気に入りの酒肆

 飲み屋めぐりの日々。

*ここでは美味しいお酒を飲ませてくれるお店をおせっかいに紹介をして行こうと思います。

この店に来させて頂くようになって何年経ったのでしょうか。5年くらい前から行き始めたと思う。もちろん美味しい日本酒が揃っているのがオモテの看板で判ったからです。焼酎やチューハイ、ワイン&洋酒等もありますが、ここはやっぱり日本酒のお店でしょう。

最初の頃は気に入った銘柄を指名して飲ませてもらっていました。最近はなんかください!って頼み方になっている。任せられるのだ。周年には必ずイベントをされています。そういえば、初めてうかがったのが3月の中旬で、その3日後に周年イベントに行ったのが思い出です。何の関わりも無く、誰も知らないところに飛び込んで、踊らされたり、歌わされたりと全くついて行けず、あたふたしたのを思い出します。

書き忘れてましたが、こちらの店主は女性です。とても明るく気さくです。(大きな声で言えませんが美人さんです♫)身を委ねられます。ゆるくて優しい時間が流れています。もちろん常連さんが揃えばワイワイガヤガヤしますが、時間はやっぱりゆっくり流れている。たまに「〇〇さんっ」(〇の中は僕の名前です)と大きな声を掛けられハッとする。ちょっと目を閉じただけなのに周りの客が入れ変わっている!!時間を瞬間移動したようだ。

さて、時間を瞬間移動できるようになる前まで戻します。(笑)
「まずはビールから」の精神にのっとり、まずはビールをたのむ。エビスビール。写真はもう2口くらいのんでしまってます。我慢できませんでした。突き出しにざる豆腐に花鰹のせ。塩で頂く。大豆の濃厚な味ともっちりした食感が楽しめる。この時点で日本酒がほしくなるが、我慢。

七本槍 純米 無有-ムウ- 火入れ 2015年

七本槍のひやおろしです。絵が入っているラベルは珍しいなぁと思っていたら、去年も同じラベルのもを飲んでいるそうです。記憶って曖昧です。「無有-ムウ-」とはまた哲学的なタイトルですね。これは農薬をくす事により、農家と酒蔵双方に思いのる、新たな価値るモノが生まれた。そんな気持ちを込めて名付けました。←との事です。

これをひやおろしと呼ぶのは有りなのかなぁ。2015年って事は熟成期間が1年半以上は有るってこと。古酒では無いのかなぁ?などと思いながらお毒味♬。さすがに濃厚、濃醇。舌触りはとろみを感じるくらいまろやか。酸味もかなりある。がしばらく転がしていると米の甘みが香ってきます。アルコール度数15度とは思えない力強いお酒です。ちょっと味の濃いものを合わせたくなる。

製造者/富田酒造 有限会社
精米歩合/60%
使用米/滋賀県産玉栄100%
アルコール度数/15度

商品名/七本槍 純米 無有-ムウ- 火入れ 2015年

 

◆小松菜と油揚げの煮びたし

あぶらもんが食べたかったが、なぜか「煮びたし」。でも油揚げはあぶらもんでしょう。うん。少し甘い味付け。小松菜がシャキシャキしていてうまし◎。

◆サバ塩焼き

これは確実に七本槍に合う。いや実際にピッタリ。サバの脂がお酒の酸味をうま味に変えてくれる。サバは塩焼きでも煮付けでも何に料理しても美味しいね。でもいつか高知の清水サバを刺身で頂きながら一献といきたいですね。

あれ?ビール1杯と日本酒1杯で終わり?とお思いでしょう。実はこの合間にいろいろ飲んでいたのですが、写真をとって無かったのです。楽しく飲んでいるとそういう事も有るでしょう?!まさしく「無有」です。お後がよろしいようで!デンデンッ。

2017.10.9

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