豆大福とアイリッシュウイスキー

バーで会話をしているとどのタイミングでそんな話になったのか!「あんことウイスキーは合う!」って話になって盛り上がった。残念ながら、自分の中にはナッツやチーズと言った塩対応な肴しかイメージがなかったので、話の聞き役にしかなれなかった。でもいつかやってみようと思い続けて…思い続けて…2日後。試飲&試食を試みた。時はおしくも2018年6月24日午後11時、ロシアワールドカップの予選、セネガル対日本が1時間後にキックオフされようとしている時間。

今回は豆大福を選択した。話の中ではもなかが理想的(*おもち部分やご飯部分がないので満腹になりにくく、おまけにちょっと塩かげんが入っているのでちょうどいいらしい。*でも本当はあんこだけが理想なのだそうですが…。)まず、一杯目はウォーミングアップとして炭酸で割ってハイボールで頂く。これが結構美味しい。豆大福はまだ我慢。そして本番、ストレートで!と行きたいけど、この後、セネガル戦、更にその後のポーランド対コロンビア戦も控えている。つまりこの一杯で見極めないといけないのだ。したがって氷で割った「ロック」で頂くことにする。いみじくも「ポーグス」は「アイリッシュロック」なので丁度いい(←なにが丁度なのか意味不明)氷が製氷機なので早めに勝負を付けないとどんどん薄くなっていく。香りは少し甘い香りがする。決してピート臭は無い。ひとくち含み味わってみる。麦の風味がする。ビターなチョコも感じる。香ばしい麦芽感とナッツのような香ばしさも!こうだ!っと一言では言い表せない。ボキャブラリーの乏しさが露呈してしまった。おっといけない!今日の目的はポーグスというアイリッシュウイスキーの美味しさを伝える目的ではなかった!「豆大福とウイスキー」の相性なのだ。

お互いの邪魔をすることが最高の相性?

ここで話を脱線させよう!相性のいい組み合わせを個人的ですが、思いつく限り書いてみる。

◆「枝豆」と「ビール」
ザ・定番!もうDNAに組み込まれているんじゃないでしょうか!

◆「チョコ」と「コーヒー」
疲れた時に頭を活性化してくれるベストパートナー。コーヒーはブラックが理想。

◆「ポテトチップス」と「コーラ」
家で映画を見る時に常備しておきたい、ザ・ジャンクフード!健康のことは考えずに食べたい!

◆「あんパン」と「牛乳」
刑事の張り込みの必須アイテム(笑)立って食べる時、左手は腰に当てよう!

◆「チーズ」と「ワイン」
チーズは食べる健康食品。ワインは飲む健康飲料。

◆「塩辛」と「日本酒」
日本人に生まれて良かった。オプションとして「じゃがバタ塩辛」でもOK!

◆「大福」と「緑茶」
本来、「大福」には「お茶」がベストパートナーなのです。

こうやって書いてみると相性が相対的な位置にあるかな?と感じる。「しょっぱい」と「苦い」、「甘い」と「苦い」「塩辛い」と「甘い+炭酸」等々。「赤」と「青」が出会って「紫」に変換されるのでは無く、「赤」+「青」=「赤青」ってこと。お互い存在を消さず、存在し続けるのです。いや、逆なのかな?お互いを中和させて消化させているのか?消化させる行為が満足中枢のセンサーを昇天させているのだろうか?

話にまとまりが無くなってきた。一旦、この話は無かったことにしよう。

豆大福とウイスキー

答えが見つからない。ただやってみたところ「美味しい」のは確かって事です。「何故?」には答えられないが、ここはもう普遍的な答えで応えよう、つまり…「うまいもんはうまい」だ!